「日本最後の秘境」と呼ばれる列島をご存知でしょうか。
屋久島と奄美大島を橋渡しするように浮かぶ「吐噶喇列島」は、南北約160kmにも及ぶ長い列島です。
5つの無人島と7つの有人島で構成されるこの列島は、温帯と亜熱帯の境界線に位置する珍しい島で、実は列島全体が自然公園に指定されるほどの豊かな自然を持っています。
その雄大さや手付かずの自然の美しさから、「日本最後の秘境」と称される吐噶喇列島。
そんな吐噶喇列島の豊かな自然が、肌や髪に美容効果をもたらすことが、近年分かってきました。
列島全域が鹿児島県立自然公園に指定され、列島に生息する動植物は940種類以上にのぼる「生物の宝庫」の吐噶喇列島。この豊かな自然は、特有の地理的条件から生まれています。
吐噶喇列島の周辺地域は東シナ海と太平洋が交差し、世界最大規模の暖流である「黒潮」が直接流れ込み、冬場でも水温は20度を超えます。さまざまな種類の魚やサンゴ礁など、豊かな生態系を育むその海水には豊富なミネラルが含まれています。
この豊かな自然こそが、美髪効果の高い海水や植物を作り出していました。
海水のミネラル構成が、ヒトの血液や母体の中で赤ちゃんを包む羊水のミネラルバランスに似ていることをご存知でしょうか?
実は海水はヒトに身近な存在で、ヒトにもたらす効果は多いとされています。
そもそもミネラルとは、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミンと一緒に五大栄養素のひとつとして数えられ、ヒトが生きていくために欠かせない栄養素です。日頃耳にするカルシウムやナトリウム、亜鉛といった元素も、このミネラルに含まれます。さらにこのミネラルは、肌だけでなく、髪にも効果が期待できる成分としても知られています。
ミネラルが不足すると、髪が伸びにくくなる、抜け毛が増えるといったトラブルを引き起こします。また、髪のキューティクルが剥がれると、髪がパサつき、枝毛や切れ毛を起こしてしまいます。美しい髪をつくるには、ミネラルが必要不可欠なのです。
トカラの海には、その厳しい環境によって、豊富なミネラルが含まれていることが分かってきました。さらに、海水のミネラルだけでなく、トカラの島々の植物も美容に高い効果をもたらしています。
たとえば、「月桃(げっとう)」は吐噶喇列島を含めた琉球地域(奄美大島・沖縄)や台湾特有の植物で、昔からその高い美容効果により化粧水などに使われてきました。月桃は保湿効果の高いハーブとして名高く、オレイン酸を多く含んでいることから、乾燥を防ぐはたらきもあります。
こうしたトカラの豊かなめぐみに、ハーバルスキンケアのパイオニアで知られる「ノエビア」が早くから着目していました。
知名度こそ高くない吐噶喇列島ですが、この地域の豊かな自然や美容効果に早くから着目したのが、30年以上にわたり、数多くの植物を研究してきた「NOEVIR(ノエビア)」でした。
「自然を科学する」をポリシーに掲げるノエビアは、植物のもつ効能に着目し、これまでに約2,300種もの植物を研究してきました。
こうした植物研究を追求してきたノエビアは、植物だけでなく、南太平洋から北太平洋を中心とした世界中の海の調査研究を行っています。
そして長年の植物研究からノエビアがたどり着いたのが、豊かな自然のめぐみを誇る「吐噶喇列島」でした。
吐噶喇列島の自然のめぐみを研究し、独自の技法で凝縮したトカラの海のミネラルを配合した「トカラの海の贈りもの」シリーズでは、ヘアトリートメントオイルも展開。トカラの海の豊かなミネラルや、トカラ産の月桃から取れるオイルの持つ高い保湿力が、美しく輝く髪へと導きます。
植物の有用性や安全性の研究のため、世界各地で研究を続けるノエビアが見つけたトカラの海の神秘の数々。「日本最後の秘境」で育つ豊かな自然のもたらす美容効果は、トカラが私たちにくれた最高の贈りものかもしれません。